サイモン・コスグローブよりAIZENへのコメント

AIZEN SOマウスピースを送っていただき、本当にありがとうございました。

既にライブステージでのテナー・サックスの演奏の際にこのマウスピースを使っていますが、サウンドの次元が一ランク上がった気がします。このマウスピースを使い始めてから、私のサウンドに多く魅力が加わったことを実感しています。本当に、本当に、このマウスピースが気に入りました。カラフルなサウンドとレスポンスの良さは他に類を見ません。私はヴィンテージのセルマー・ソロイストを4、5本所有していましたが、このAIZENマウスピースはそれらのどれよりも、より豊かなサウンドと、コントロールのし易さを私に提供してくれています。

経歴

サイモンは1982年にイギリスで生まれ、幼少時よりサックスとピアノを始めました。2000年にイギリスの全国大会で優勝し、ヨーロッパと米国を演奏ツアーし、2002年はBBCのヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーの最終線香にまで進み、傑出した音楽家に贈られるウォルター奨学金を手にしました。

2000年から2003年まで、ケンブリッジ大学で音楽を研究し様々な賞を受賞しました。大学のジャズ・オーケストラや他の音楽活動のディレクターを歴任し、2002年には9.11テロ被害のメモリアル・コンサートにも招聘されました。

サイモンは邦楽や日本の文化にも関心を持ち、2003年にダイワ奨学金で日本に訪れました。 2003年12月には尺八の勉強を始め、一緒に日本語も勉強しました。2007年にはJLPT日本語検定実力テストを最高水準で通過しています。

東京でのプロ奏者としての活動では、サイモンはサックス奏者とピアニストとしての両方を求められます。 彼は、彼自身のクインテットで演奏すると同時に、デューク・エリントン楽団、マーサ・リーブズ、およびスコティー・ライトのような著名なバンドでも演奏しました。2009年に彼は、多数の日本のミュージシャンまたヨーロッパのミュージシャンとともに、彼のデビューアルバムをリリースしました。

フリーの演奏家としての活動に加えて、教育者と翻訳者としてもサイモンは活躍しています。その活躍の一例としては、日本映画「釣りバカ日誌」(2005)にピアニストとして出演したり、吉野川のコマーシャル(2008)におけるサクソフォーン奏者もしています。

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